「ホンくんチズくんー四十八」

「ホンくんチズくんー四十八」

本のホンくんと地図のチズくんは、とある図書館に住んでいる。ホンくんは、たまに借りられて、外出してしまう。チズくんは、話し相手のうちの一人のホンくんがいないとチョット寂しかったりする。そこへ、ホンくんがもどってきた。

 ホンくん「ただいま、チズくん。」

 チズくん「おかえり、ホンくん。今度はどんなところに行ってきたの?」

 ホンくん「納豆を作っているところだったよ。」

 チズくん「へえ、ご飯にかけて食べるとおいしいよね。」

 ホンくん「そこでは、ゆでた大豆をワラに包んで、昔ながらの作り方で作っていたよ。」

 チズくん「ワラに納豆菌がついているっていうことなんだろうね。」

 ホンくん「発酵するのを自然に任せるということなんだけれども、一方では、悪くなってしまうことと裏腹の関係があるので、こちらにとって有効なものを選択していくということだね。」

 チズくん「最初に食べた人はスゴイよね。多分、におい自体はその人にとって許容範囲だったんだろうね。」

 ホンくん「チーズや、くさや、それに味噌もそうかもしれないね。」

 チズくん「お酒とかもそうだけども、原料はいろいろだね。」

 ホンくん「バナナで作るのを聞いたことがあるよ。それぞれにとって身近なもので試しているっていうことだね。」

 チズくん「地酒っていう感じかもね。その場所に行かないと味わえないものってあるよね。」

 ホンくん「その地方のお祭りとかで出されるとかね。」

 チズくん「ところで、納豆にも、ネバネバの糸を引くものだったり、お菓子の甘納豆とかあるよね。外国にも納豆があって、大豆は乾燥したところや、山の方でも育つので、日本のものとは違ったイメージのものもあるみたいだね。」

 ホンくん「ネバネバの納豆は、食べ方としては、カラシとしょう油を入れて混ぜて、それをご飯にかけてってところだね。」

 チズくん「ネギやタマゴを加える場合もあるよ。寿司のネタの納豆巻きとかも良く食べるね。」

 ホンくん「手巻き寿司でも、納豆が入っているのがあるよね。」

 チズくん「食パンにのせてもおいしいよね。和洋折衷だけど。」

 ホンくん「グラタンとかピザのトッピングにしてもいいよね。チーズをのせるようなものであれば、同じ発酵食品ということで合うのかもしれない。」

 チズくん「あとは、キムチとか、中華、カレーにも合いそうだね。」

 ホンくん「いろいろ組み合わせてみると、新しいおいしさが見つかるかもしれないね。」

 チズくん「あと、発酵したものといえば、麹があって、つけものなんかに使われているね。カブラ寿司では、魚の切り身を入れたものもあって、各地の特色が出ているね。」

 ホンくん「甘酒とかもあるね。お祭りのときとか、カゼをひいたときとか、飲んだりするね。」

 チズくん「発酵とは違うけれども、クンセイというのも独特だよね。サクラのチップの煙で香りをつけるけれども、ソーセージとか、チーズとか、イカとかいろいろなものに香りをつけているよね。色も多少濃い目になるよね。」

 ホンくん「これは主に酒のつまみとしての食べ方が知られているよね。」

 チズくん「つけもので、ぬかみそ漬けというのもあるよね。これは毎日の手入れが大変だから、始めるのはハードルが高そうだね。」

 ホンくん「今は、これを手軽にできるように、小分けにしたぬかみそを冷蔵庫で保存して、使う分だけ出して、それに野菜をつけて、少しづつ使いきっていく形にして、毎日の手入れを省いて、やりやすくしたものも出ているようなので、こういうのから始めた方がやりやすいよね。」

 チズくん「毎日の手入れがないだけでも、大助かりだね。家を空けることができなくて、旅行に出かけるのもはばかられるというのは困りものだからね。」

 ホンくん「昔は、何でも手作りでやっていたわけだし、それようの作業小屋や保存倉庫もあったりしたから、それに比べれば、大分、楽になってきているよね。」

 チズくん「今は、よほどこだわりを持っている人でないとやらなくなっているからね。」

 ホンくん「そろそろ、閉館の時間が近づいてきたから、この話はこの辺にして、この続きは次の機会にすることにしよう。」

チズくん「そうだね。それを楽しみにしているよ。それじゃ、おやすみなさい。」

 ホンくん「おやすみなさい。」

                おしまい

「ホンくんチズくんー四十七」

 「ホンくんチズくんー四十七」

本のホンくんと地図のチズくんは、とある図書館に住んでいる。ホンくんは、たまに借りられて、外出してしまう。チズくんは、話し相手のうちの一人のホンくんがいないと少し寂しい。そこへ、ホンくんがもどってきた。

 ホンくん「ただいま、チズくん。」

 チズくん「おかえり、ホンくん。今度はどんなところに行ってきたの?」

 ホンくん「終末活動の普及をしているところだったよ。」

 チズくん「へえ、最近はエンディングノートとかの話を良く聞くようになったね。」

 ホンくん「後に残された家族が、どのようにしたらいいのかをまよわなくてもいいようにするためには大切なことだよね。」

 チズくん「どうしてほしかったのかを書いておいてもらうと助かるよね。」

 ホンくん「あとは、何がどこにあるかを書き残しておいてもらわないと、探さないといけないし、探しきれないことになるよね。」

 チズくん「いくら準備していても、突然亡くなってしまうこともあるので、普段から、こうしてほしいとかいうことを話し合っておくことが大切だよね。」

 ホンくん「荷物も、少しづつでいいので減らしておく方がよさそうだね。何十年にわたって増えてしまったものだから、減らすにも同じだけの時間が掛かるよね。ある時点からは、増やさないで、置き換えるだけにしておいた方が、増えるのだけはおさえることができるよね。」

 チズくん「パソコンなんかは処分するときは、中のデータを消去しなければならないから、それだけでも大変だよね。」

 ホンくん「パソコンは基本ソフトのアフターサービスが無くなったときにどうするかを考えなくてはならないから、十年ぐらいで更新していかないといけない感じだね。」

 チズくん「そういう意味では、処分できていないパソコンが二台あるよ。結局、普段の忙しさの為に、なかなかやってられないんだよね。」

 ホンくん「優先順位が後回しになってしまうから、仕方ないよね。」

 チズくん「一気にやるのは難しいから、小分けにしてやるしかなさそうだね。パソコンを新しくしたときは、そちらに手が取られてしまうので、しばらくして、データを新しいパソコンに移し替える必要がない状態になったことが確認できたところで、やりはじめるしかなさそうだね。」

 ホンくん「あとは、初期化してみて、どうかというところだね。」

 チズくん「これで確認して、ようやく処分できるよね。」

 ホンくん「ほかのものでも、捨てる踏ん切りがつくまでかなりかかるから、ある程度の間、使わなかったら処分する物として区分しておく必要がありそうだね。」

 チズくん「書類も五年くらいは、持ってないといけない場合があるから、選別しておいた方がいいよね。」

 ホンくん「裏の白い紙は、メモ書きとして使って、使い終わったら、細かくして捨てるようにしているよ。」

 チズくん「包装紙や封筒なんかも取っておいて、何か包んだり、書類の整理になんかにつかっているね。チョット貯め過ぎで、入れてる箱からはみ出しているよ。」

 ホンくん「意識して、使っていかないと減らないね。」

 チズくん「ところで、エンディングノートは見たことがあるかい?」

 ホンくん「ネットで検索したら、無料のが掲載されていたから、ダウンロードしてみたよ。」

 チズくん「難しそうかい?」

 ホンくん「特にそんなところはなかったけれども、まだ、記入はしてないよ。」

 チズくん「いつから書き始めるかだね。」

 ホンくん「まあ、気になり出したらでいいと思うけど、書きながら、どうするかを考え始めるというところだろうから、あとで修正することも含めて、取りあえず、書き始めてみるのもいいかもしれないよ。」

 チズくん「今まであまり考えていなかったこともあるかもしれないから、時間をかけてじっくり決めた方がいいだろうし、書けるところからまず書いておくということだよね。」

 ホンくん「どんな項目があるかだけでも目をとおしておけばいいと思うよ。」

 チズくん「そろそろ閉館時間が近づいてきたから、この話はこの辺にして、続きはまた次の機会にすることにしよう。」

 ホンくん「そうだね。それじゃ、おやすみなさい。」

 チズくん「おやすみなさい。」

                おしまい

「ホンくんチズくんー四十六」

「ホンくんチズくんー四十六」

本のホンくんと地図のチズくんは、とある図書館に住んでいる。ホンくんは、たまに借りられて、出かけてしまう。チズくんは、話し相手のうちの一人のホンくんがいないとチョット寂しかったりする。そこへ、ホンくんがもどってきた。

 ホンくん「ただいま、チズくん。」

 チズくん「おかえり、ホンくん。今回はどんなところに行ってきたの?」

 ホンくん「ポイント収集活動をしているところだったよ。」

 チズくん「今は何を買ってもポイントがもらえるからね。」

 ホンくん「昔は、電気店のポイントや、飛行機のマイルとかだったね。」

 チズくん「それに商店街のスタンプを集めてたりしたね。」

 ホンくん「ベルマークを集めていたこともあるよ。」

 チズくん「最近は現金を使うことが減ってきて、カードで支払ったり、スマホで決済したりしているよね。」

 ホンくん「マイナンバーカードでヒモづけした時にもらったポイントは結構な額だったね。」

 チズくん「ボクの場合は、電話代として使ったけれども、他の人は、生活用品を買うのに使ったりしてたよ。」

 ホンくん「消費税のことや、その税率が上がっていることもあって、せめてその分だけでも取り返したいという心理が働いているよね。」

 チズくん「このところ物価が上昇してきているから、さらに、ポイントを集めることに力が入りそうだね。」

 ホンくん「収入が上がることは、すぐには難しいから、そうならざるをえないよね。」

 チズくん「ふるさと納税でも、アプリを使うことによってポイントがもらえるから、返礼品と共に二重取りということになるね。」

 ホンくん「本来の目的からだんだん離れていく感じだね。」

 チズくん「地方の助成ということに役立っていればいいんだけどね。」

 ホンくん「都市部の方も目減りが多くなっているので、対策をとっているから、取り合いということになっているみたいだね。」

 チズくん「元々は、地方の税収不足が原因だから、それを何とかする方法を取らない限り、根本的な解決にはなりそうもないよね。」

 ホンくん「地方の助成のための資金を配布しても、無駄づかいになっているようにしか見えないものがあったりするから、これまでのことを反省して、使い方を考え直した方がいいよね。」

 チズくん「ところで、ポイント還元でないものもあって、その場で引くというのもあるね。ポイントの場合は次の買い物の時に反映されるからね。」

 ホンくん「使うのを忘れてしまう場合もあるから、しょっちゅう行くところでないと、無駄になってしまう場合があるよ。」

 チズくん「貯めたポイントを他のポイントに変換する場合には、かなりまとまったポイント数でないとダメだったり、比率が一対一でなかったりするので、良く考えてからやる必要があるね。」

 ホンくん「このところ、買い物ではなくて、くじ引きだったり、クイズやアンケートに答えたりすることによってもポイントがもらえるね。」

 チズくん「ポイントで寄付したり、投資したりするのもあるね。」

 ホンくん「仮想通過のようになってきているよね。」

 チズくん「仮想通貨は投機的になってきていて、安全性に問題があるから、それに比べれば、安全なものとして使えるよね。」

 ホンくん「ポイントを付与するためには、カード会社に支払われた手数料が原資になっているから、販売店の負担も大変だね。」

 チズくん「続けて繰り返し買ってもらうことが目的だから、コマーシャル料と考えるべきなのかもしれないね。」

 ホンくん「ポイントカードもたくさんあるので、サイフの中には何枚か入っているけれども、よく使うものとそうでもないものに分かれてくるね。」

 チズくん「昔はあまりポイントカードは作らないようにしていたんだ。カードを出すのが面倒だったり、たまにしか行かないと忘れてしまうのが予想できたからね。今はポイントカードというよりは、むしろキャッシュカードで支払って、その支払額に応じてポイントをもらうほうに移行してきたよ。これだと、キャッシュカード一枚でいろんなものに対応できて、便利だからね。」

ホンくん「そろそろ閉館時間が近づいてきたから、この話はこの辺で終わりにして、この続きは次の機会にすることにしよう。」

 チズくん「そうだね。それじゃ、おやすみなさい。」

 ホンくん「おやすみなさい。」

                おしまい

「ホンくんチズくんー四十五」

「ホンくんチズくんー四十五」

本のホンくんと地図のチズくんは、とある図書館に住んでいる。ホンくんは、たまに借りられて、外出してしまう。チズくんは、話し相手のうちの一人のホンくんがいないと少し寂しい。そこへ、ホンくんがもどってきた。

 ホンくん「ただいま、チズくん。」

 チズくん「おかえり、ホンくん。今回はどんなところに行ってきたの?」

 ホンくん「自動販売機を設置しているところだったよ。」

 チズくん「冷たいものや、温かいもの、いろんなものをあつかっているよね。」

 ホンくん「飲み物を買うことが多いよね。」

 チズくん「夜、照明で明るい自動販売機を見ると、ホッとした気持ちになるよね。」

 ホンくん「寒い時は、温かいものを買って、それであったまったりするよね。」

 チズくん「暑い時は、熱中症にならないために、塩分の含まれた飲み物を買って、飲んだりするよね。」

 ホンくん「食べ物も買ったりするけれど、うどんやカップメン、それにハンバーガーなど温かいものが多いよね。」

 チズくん「スナックやパン、それにアイスクリームも買ったりするよ。」

 ホンくん「食品だけでなく、物品もあったりするよね。」

 チズくん「ところで、自然災害があったときは、それに対応した自動販売機があるみたいだね。」

 ホンくん「照明がついていて、飲み物を提供することができるから、非常時の救済には向いているよね。」

 チズくん「太陽電池が付いている自動販売機もあるから、停電の時も対応できそうだね。」

 ホンくん「救援物資が届くまでには、二―三日はかかるからね。」

 チズくん「少しでもその間をつなぐことができれば助かるよね。」

 ホンくん「ここのところ、地震や大雨による被害があるし、大雪によるものもあるし、年中、何か心配事があるよね。」

 チズくん「自動販売機による業態が成り立つのは、治安の良いところである必要があるよね。」

 ホンくん「一般的なものは、これまで上げたものだけれども、あとは、それぞれ個別のものを取り扱っているものもあるよね。」

 チズくん「その店で取り扱っているものを時間外で販売するために、店の外に置いておく場合があるよね。」

 ホンくん「これは、食べ物だったり、小物だったり、値段もさまざまなものがあるよね。」

 チズくん「そういった意味では、カプセルに入ったものを取り扱っているものもそれにあたるよね。」

 ホンくん「おもちゃが入っていることが多いよね。」

 チズくん「空港でも置いてあるみたいだよ。」

 ホンくん「残った小銭を使うには丁度いいよね。」

 チズくん「外国の人には、ミニチュア物がお土産として人気があるので、丁度いいよね。」

 ホンくん「百円ショップも人気のようなので、これに通ずるところがあるよね。」

 チズくん「道具類や電気製品、それにカワイイものを取り扱うショップやアニメショップなんか、文化的なものや、技術的なものなど、日本の特色を持ったものに人気があるよね。」

 ホンくん「観光地でも、日本人的な見方ではなく、外国人的な見方で、日本の特徴を示すものに人気が出ているよね。」

 チズくん「エスエヌエスによって外国人が発信したものに興味が持たれているから、日本人としては何で外国人が集まるのか後で知ることになっているよね。」

 ホンくん「今までの常識にこだわらないで、新しい価値あるものとして見直した方がいいかもしれないね。」

 チズくん「今はオーバーツーリズムが問題になっているから、むしろ、一極集中するんじゃなくて、分散してもらった方がいいんだろうね。」

 ホンくん「政府の方針でも、観光業での収入増を掲げているから、魅力のあるコンテンツが、たくさんあった方がいいよね。」

 チズくん「こちらとして気を付けないといけないのは、安全面や防犯の観点ということになるよね。」

 ホンくん「外国人に日本人と同じ行動の仕方を望むのは難しいところがあるよね。」

 チズくん「文化的違いも含めて、日本の良さを感じてもらいたいものだよね。」

ホンくん「そろそろ閉館時間が近づいてきたから、この話はこの辺にして、続きは次の機会にすることにしよう。それじゃ、おやすみなさい。」

 チズくん「そうだね。次回を楽しみにしているよ。おやすみなさい。」

                おしまい

「ホンくんチズくんー四十四」

 「ホンくんチズくんー四十四」

本のホンくんと地図のチズくんは、とある図書館に住んでいる。ホンくんは、たまに借りられて、外出してしまう。チズくんは、話し相手のうちの一人のホンくんがいないとチョット寂しかったりする。そこへ、ホンくんがもどってきた。

 ホンくん「ただいま、チズくん。」

 チズくん「おかえり、ホンくん。今回はどんなところに行ってきたの?」

 ホンくん「再利用をおこなっているところだったよ。」

 チズくん「へえ。今は持っているものを売ったり、中古品を買ったりすることが盛んだよね。」

 ホンくん「それ専用のアプリがあるくらいだからね。」

 チズくん「今でこそ新しいものを買うことが盛んではあるけれども、チョット前までは、直して使うということがごく一般的に行われていたからね。」

 ホンくん「着るものなんかは、仕立て直したり、毛糸のセーターとかも、糸の状態にもどして、また作り直すということもあったからね。」

 チズくん「繰り返し使うということがまた大きな割合を持つようになれば、一見関係なさそうだけれども、二酸化炭素の削減につながるよね。」

 ホンくん「これから少なくとも、日本では人口が減少していくから、物の数の拡大よりは、質の変化を考えた方がいいかもしれないね。」

 チズくん「一つのものを長く使い続けるとか、そのための技術を向上させるとかだね。」

 ホンくん「決して経済を停滞させるということではなくて、儲け方を変えていくということだね。」

 チズくん「情報産業や金融産業だけが発展しても、実際の物を作り出していかないのでは、実態経済の発展が危ぶまれることになるからね。」

 ホンくん「最近はエスディージーズがハヤリだけど、持続可能な活動を行っていくことで、無駄なものを出していかないことが大切だよね。」

 チズくん「日本で使用されたものは、おおむね使い方が丁寧なので、使用済み品でも、海外では、それなりの価値のあるものとして受け入れられているということなので、二次利用であることを気にしない消費者がいるところに移送することで、結果的に省エネな循環型世界の構築に貢献することができるよね。」

 ホンくん「鉄鋼会社のコマーシャルでも、そういったのがあるよね。」

 チズくん「金属製品は、溶かしてまた使用するというイメージを持ちやすいから、入り口としてはいいよね、」

 ホンくん「牛乳ビンとかは再利用の典型だけれども、紙パックとかで見ることが多いよね。」

 チズくん「入れ物も重要なんだけれども、このところ、牛乳の消費量が減ってきていて、酪農を続けることが難しくなっているというよね。」

 ホンくん「何とか加工品の原料として活用して、自給体制を崩さないで済むようになってくれるといいんだけど。」

 チズくん「このところ物価の上昇で、必要経費が上がっているから、牛乳の値段自体を上げていかないといけないんだけれども、そうすると、消費量が減ってしまうから、なかなか両立できないでいるよね。」

 ホンくん「今は、コーヒーや天候の悪化による不作や、必要経費の上昇で値上がりしているから、状況としては似ているよね。」

 チズくん「キャベツも値上がりしているよね。玉子もそうだし。自然を相手にしているものは、その影響を受けやすいので、安定しないよね。」

 ホンくん「加工食品を作った場合にできる切れ端だったり、正規の商品にできないものだったりを、安く売ることによって、無駄をなくしていくという試みは、重要なエコ活動になっているので、物を有効に使いきっていくということを繰り返していくことによって、エスディージーズが達成されていくことになるよね。」

 チズくん「江戸時代は今から見ると循環型の社会だったことが知られているけれども、今の時代なりの循環型の社会を構築していくことが大切だよね。」

ホンくん「そろそろ閉館時間が近づいてきたから、この話はこの辺で終わりにして、続きは次の機会にすることにしよう。それじゃ、おやすみなさい。」

 チズくん「そうだね。おやすみなさい。」

                おしまい

「ホンくんチズくんー四十三」

「ホンくんチズくんー四十三」

本のホンくんと地図のチズくんは、とある図書館に住んでいた。ホンくんは、たまに借りられて、出かけてしまう。チズくんは、話し相手のうちの一人のホンくんがいないと少し寂しい。そこへ、ホンくんがもどってきた。

 ホンくん「ただいま、チズくん。」

 チズくん「おかえり、ホンくん。今回はどこに行ってきたの?」

 ホンくん「選挙について研究しているところだったよ。」

 チズくん「エスエヌエスを利用した選挙が行われるようになって、様変わりしてしまったね。」

 ホンくん「今までのメディアのやり方では限界があったから、とにかく広く知らしめるということは出来るようになったよね。」

 チズくん「あとは、情報が正しいのかどうかということと、偏りなく全体的に見て、判断できるかどうかということだね。」

 ホンくん「キチンと判断して投票すれば、すぐではないにしても、少しずつはいい方に変えられるということが分かってくれば、モチベーションも上がるよね。」

 チズくん「特に、生活に直接かかわってくることが改善されれば、やらないよりはやった方がいいということが感じられるよね。」

 ホンくん「百三万円の壁や、ガソリンの値段のこととか、実際に変わっていくことは決まったけれども、あとはどの程度かということだよね。」

 チズくん「その結果が党の盛衰に直接かかわるから、必死だよね。」

 ホンくん「与党の方は、少数になってもまだ変えられないところを見ると、まだ次の選挙で減らさない限り、目が覚めないんだなと思うよね。」

 チズくん「政権が交代しない限り、身にしみないんだね。」

 ホンくん「いかに今までのやり方を変えることが難しいかということだよね。」

 チズくん「以前、政権から離れて、苦しい目にあって、中には落選した人もいて、やっとのことでもどってきているのに、喉元過ぎれば熱さを忘れるだよね。」

 ホンくん「やはり、政権がある程度短い期間で交代することにならない限り、どちらかが長く続いてしまうとダメということなんだよね。」

 チズくん「有権者の方も、覚悟を持って選択しないといけないね。」

 ホンくん「ところで、今の紙による投票方法もそろそろ考え直す時期がきたかもしれないね。」

 チズくん「学会なんかでは、パソコンで投票したりしているから、その気になれば、やれるんだろうね。」

 ホンくん「ただ、規模が大きいのと、セキュリティーの問題を解決できればいいんじゃないかと思うよね。」

 チズくん「もちろん、今までの紙による投票方法も残しながら、自然に移行できるようにすることが大切だよね。」

 ホンくん「外国にいても、投票出来るという、今までと同じ投票の機会を得られるのであれば、普及していくと思われるよね。」

 チズくん「わざわざ投票場までいかなくてもいいということからすれば、助かる人も多いと思うよね。」

 ホンくん「全ては信頼性をいかに担保するかにかかっているよね。」

 チズくん「外国なんかでは、代議員を選んで、その代議員がまた投票するという間接的に選ぶという方法をとっている場合があって、昔から不正な投票が行われないように工夫されてきているよね。」

 ホンくん「買収の問題は今も昔も変わらないようだからね。」

 チズくん「投票行動がゆがめられたことによって、とられた政策が偏ったものになった場合、結局のところ有権者が、不利益をこうむることになるわけだから、ある意味、自業自得と言えなくもないよね。」

 ホンくん「早くから選挙によって決めてきたところであれば、歴史的に見て、さんざんこんなことはやってきているだろうから、いい加減、洗練された方法に収束していってもいいと思うんだけれども、人というのは、同じ過ちをおかすものだということなんだろうね。」

チズくん「それが結局良くも悪くも民主主義ということなんだね。」

ホンくん「そろそろ閉館時間が近づいてきたから、この話はこの辺で終わることにして、この続きはまた、次の機会にすることにしよう。それじゃ、おやすみなさい。」

 チズくん「そうだね。おやすみなさい。」

                おしまい

「ホンくんチズくんー四十二」

「ホンくんチズくんー四十二」

本のホンくんと地図のチズくんは、とある図書館に住んでいる。ホンくんは、たまに借りられて、出かけてしまう。チズくんは、話し相手のうちの一人のホンくんがいないとチョット寂しい。そこへ、ホンくんがもどってきた。

 ホンくん「ただいま、チズくん。」

 チズくん「おかえり、ホンくん。今回はどんなところに行ってきたの?」

 ホンくん「プラスチックごみの問題を研究しているところだったよ。」

 チズくん「今、海洋に拡散しているマイクロプラスチックが生物の生育に悪影響を与えているよね。」

 ホンくん「コンビニ袋とかの大き目のものも、生物が飲み込んだりして、生命維持の阻害要因になっていることもあるけれども、それが分解してマイクロプラスチックになっても、プラスチックそのものは残ったままなので、回収していかない限り、自然界を巡回するだけになってしまうよね。」

 チズくん「最近のコンビニ袋の中には、分解して自然にもどるものもあるから、そういうものを増やしていくしかないね。」

 ホンくん「ストローなんかも紙だったり、植物性のものだったりに替えようとしているよね。」

 チズくん「ペットボトルは、再利用されて別のものになったりしているよね。」

 ホンくん「トートバッグや衣類になったりしているね。」

 チズくん「使えないものは焼却していくしかないけれども、二酸化炭素が増える原因になるよね。」

 ホンくん「植物を増やすことによって二酸化炭素を吸収してくれるから、バランス良く活用していけるかが大切だよね。」

 チズくん「開発ありきではなくて、共存していくことだよね。建物の上に植物を栽培したりとか。今は太陽電池が増えてきているように、植物もまた建物の表面をカバーするものとして、これから考えていくべきものとなるよね。」

 ホンくん「リスクを考えた場合、自然にもどるものか、リサイクルできるものかを開発する際のスタート時点で考えることができないようでは、原発のようなことになってしまうよね。いくら二酸化炭素を出さないからといって、廃棄するのにとてつもなく時間がかかるのでは、自分たちの住むところを狭めている、つまり、自分で自分の首をしめているのに、それに気付かないふりをしているにすぎないよね。」

 チズくん「利益ばかり考えて、生物にとって良くないものをバラマクようなまねをするのは、もうこの辺でやめた方がいいよね。今まではまだ、自然の自浄作用があったからいいけれども、これからは、その量によっては、もはや、自然の処理能力を超えてしまうことになるからね。」

 ホンくん「国際的なプラスチックの削減会議が開かれたみたいだけど、なかなか合意には達しないみたいだね。」

 チズくん「大量に使用している国とそうでない国との思惑はなかなか合わないからね。」

 ホンくん「減らさなければいけないことはハッキリしているんだけれども、削減目標を具体的に決めるのは難しいよね。」

 チズくん「まず、現実的にやれそうな量を決めるしかないよね。出来ないことをいくら言っても、かえってモチベーションが下がるだけだからね。」

 ホンくん「やり始めてみると、それにつれて、いろいろなことが分かってくるはずだから、さらに目標がたてやすくなるよね。」

 チズくん「技術的進歩も生じてくるだろうから、徐々に加速されていくんじゃないかと思うよね。」

 ホンくん「自然というものを長い目で見て、どうしていくべきかを考えていくこと、そして、行動していくことが大切だよね。」

 チズくん「このままでは、地球ではなくて、別の星に移住しなければならなくなることもあるんじゃないかと思うよね。」

 ホンくん「環境問題だけでなく、人口問題もあって、今のままの地球との接し方で、我々が地球に養ってもらえるのかということが心配になるよね。」

 チズくん「地球という大家さんに、契約の打ち切りを言い渡される前に、悔い改める必要があるよね。」

 ホンくん「人間は、地球に養ってもらっている生物の中の一つの種に過ぎないということを、今一度、思い出すことができるかどうかにかかっているよね。」

 チズくん「いつの間にか、自分たちのための地球というふうに思い始めてしまったんだろうね。」

 ホンくん「産業革命のころから、人間のために地球を便利に使っていこうということが一番になってしまったんだね。」

 チズくん「でも、自然の猛威の前には、なすすべがなくて、ただ、何もないことを祈ることしか出来ないということを再認識するに至って、日々、環境と人の復興に、ほふく前進していかざるを得ないんだよね。」

 ホンくん「そろそろ、閉館時間が近づいてきたから、この話はこの辺にして、続きは次の機会にしよう。それじゃ、おやすみなさい。」

 チズくん「そうだね。それを楽しみにしよう。おやすみなさい。」

                おしまい